最強日焼け止め『ヘリオケア』ジェル、SPF90と50+の違いは？

ヘリオケアには、『飲む』バージョンと『塗る』バージョンがあります。

『飲む日焼け止め』は珍しいですが、

『塗る日焼け止め』は、たくさんあります。

そんななかで、ヘリオケアは皮膚科医の推薦する日焼け止めとして、

高い評価を得ているようです。

そして、ヘリオケアの日焼け止めというと、

『SPF90』のジェルとクリームがあることで注目されていることが多いのですが、

このごろ『SPF90』が見当たらないという声を聞きます。

生産されなくなってしまったのでしょうか？

ここでSPFについて、ちょっとだけおさらい

SPFとはSun Protection Factor（サン プロテクション ファクター）の略で

紫外線防御指数とも言います。

紫外線B波(UV-B)の防止効果を表す指標です。

これは、紫外線を浴びた際にできる皮膚に赤い斑点ができるまでの時間を

何倍に長く出来るかを表したものです。

SPF30の日焼け止めを利用した場合、

赤い斑点が現れる時間を30倍に延ばすことができるということになります。

現在は、『SPF1』でだいたい20分といわれています。

なので、『SPF1』の日焼け止めを塗って屋外にいたら、

約20分ほどで日焼けし始めるというわけです。

たとえば、

赤い斑点が現れるまでに20分程度かかる人が

SPF30の日焼け止めクリームを塗った場合、

20分×30倍 = 600分＝約10時間程度　の効果が期待できるということになります。

ということは、

SPF90 とは、20分×90倍 = 1800分＝約30時間程度 !!

現在の日本では、SPFの上限は50+となっています。

測定方法に限界があるため、50以上の数値は信用性が低いと言うことで

上限が設定されました。

実は、ＥＵではすでに2006年に、

SPF50?59.9 は 50、60以上は 50+ という表示に変えるようにという勧告が出されています。

ということは…？

そうなんです、実は SPF90 と SPF50＋ って、おんなじなんですよ。

でも、現在も実際にはまだSPF90のヘリオケアが販売されているようです。

どういうことなんでしょう？

「最強日焼け止め」かどうかを確実に見分ける方法があります！

事実、ヘリオケアの開発元であるスペインのIFC GROUPのサイトをチェックすると、

堂々と SPF90 の写真が掲載されているんです。

写真の下に、すべての商品がすべてのマーケットで販売されているわけではないと、

わざわざ注釈付きです。

スペインって、EU加盟国なんですけどね。

なんかゆるい感じがスペインっぽいです。

SPF50＋ より、きっとSPF90 のほうが売れるんでしょうね?。

というわけで、現在は中身が同じでも、

販売されているマーケットによって、

表記が『90』のものと『50＋』のものが混在して、

売られている状況なんですね。

ヘリオケアは『塗る』方も、

『飲む』方同様、見た目が似ていてわかりにくいです。

同じようなチューブタイプでも、

色のつかないジェル、クリームの他に、

色つきの「ライトカラー」、ブロンズ色になる「カラー」などのジェルクリームもあります。

でも確実にまちがいなく、最高SPFの日焼け止めかどうかを見分ける方法があるんです！

パッケージの色と、

パッケージの ”HELIOCARE" の下の文字に注目してください！

まず、 『90』＝『50＋』のパッケージは、赤です。

『50』は、オレンジです。

パッケージの ”HELIOCARE" の下の文字を見てください。

『90 』＝『50＋』には " ultra "

『50』には " advanced " という記載があります。

これは、ジェルでもクリームでも共通です。

この２点をチェックすれば、間違いありません。

不安なときは、販売者に問い合わせてみるのも良いと思います。

ヘリオケアは?ドクターズコスメ＆サプリです

ヘリオケアのラインナップは、『飲む』『塗る』ともに

主に美容外科で、ドクターズコスメ＆サプリとして販売されています。

日射しの強いスペインの皮膚科分野の医療品などを研究開発しているグループ・IFCの製品で、

世界50ヵ国の病院に製品を提供しています。

『塗る』＆『飲む』両方からのアプローチは強力ですので、

敏感肌の方にはもちろんですが、

オバジニューダーム、トレチノイン、レーザー治療をされている方には

特におすすめかもしれません。

とにかく、紫外線はアンチエイジングの大敵ですので、

しっかり対策とって、シミ・シワ・たるみに立ち向かいましょう！

ヘリオケア ジェルを通販で購入するには

最強日焼け止め ヘリオケア ジェル SPF90
主に美容外科で、ドクターズコスメ＆サプリとして販売されているヘリオケアですが、通販でも購入できます。写真では『90』ですが、実際に販売しているのは『50+』です。「90」を注文したのに「50」が届いた！とレビューしている購入者がいますが、チェックしてみると届いていたのは「50+」でしたので、実際には合っています。
「塗る」方にも、「飲む日焼け止め」に入っている天然成分の 経口光防御剤?FernBlock? (Polypodium Leucotomos) が配合されています。

こちらの記事もよく読まれています

実はとても重要な日焼け止めをつける量と塗り直しについて知ってる？
室内にいようが、曇りであろうが、雨であろうが、日焼け止めは常に塗ったほうが良いわけですが、意外に知られていないのが、適切な量と、塗り直しの重要性です。実は記載されているSPFやPAはてんこ盛りに塗った場合。一般的に塗っている量はわずか４分の１です。その上、日常のしぐさや汗などで思っている以上に落ちています。

３種類ある「飲む日焼け止め」ヘリオケア、違いはなんですか？
紫外線、特に老化に大敵なUV-Aは衣服も透過してしまいます。そして、髪の毛や眼には、日焼け止めが塗れません。「飲む日焼け止め」が必要な理由はここにあります。３種類あるヘリオケア オーラルの中で、おすすめなのはウルトラ-Dです。最近登場した新パッケージの製品についても調べています。

「飲む日焼け止め」紫外線を吸収するPABAは白髪にも効果があります
飲むことによって紫外線を吸収してくれるというPABA（パラアミノ安息香酸）という成分が入ったサプリメントがありますが、実はこれが白髪にもシワにも効果があります。あまり知られていませんが、健康な皮膚、毛髪の色素、腸内の健康にとっても重要な補酵素なので、アンチエイジングにはうれしい成分です。

８種類もあって迷うラ ロッシュ ポゼの日焼け止め、違いはなんですか？
やはりドクターズコスメである敏感肌スキンケアブランド『ラ ロッシュ ポゼ』は、日焼け止め系でも８種類もあって迷います。そこで、どれを選んだら良いのか、３つのポイントで分類してみました。梨花さん、辺見えみりさん愛用の UVイデア XLティント SPF50 PA++++ も紹介しています。

日焼けはしたくない、ビタミンDは増やしたい、どうしたらいいの？
肌を紫外線から守ろうと、日焼け止めを塗っていると、ビタミンDの合成力がほぼなくなります。今や女性の2人に1人がビタミンD不足！骨だけではありません！ターンオーバー促進、メラニン色素の沈着防止、コラーゲンの合成促進など、お肌にとっては大注目成分です。