やはりせっかく使うなら、
最先端技術の化粧品を使ってみたいと思いますよね。
特にアンチエイジング世代は、時間がありませんから。
医療の分野では、
病気やけがで損傷した臓器や組織を
幹細胞の力によって修復する「再生医療」の研究が、
近年盛んに行われています。
ノーベル医学・生理学賞を受賞した、iPS細胞も幹細胞のひとつです。
化粧品にも、再生医療を応用した研究が進んでいます。
今、使えるものにはどんなものがあるのでしょうか。
そして、どんなふうに効くのでしょうか。
この記事の目次
加齢によって減少するコラーゲンやヒアルロン酸を増やすためには
お肌のうるおいやハリ、弾力に欠かせない成分が
コラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチン。
これらは、肌の奥、真皮に存在しています。
この3つを生み出す工場のような役割をしているのが
「線維芽細胞」です。
そして、さらに、この「線維芽細胞」を生み出しているのが、
「真皮幹細胞」です。
ということで、最新の化粧品テクノロジーといえば
「真皮幹細胞」へのアプローチなのです。
植物幹細胞で真皮幹細胞を活性化する
もちろん真皮幹細胞自体を増やせないかという研究もあるのですが、
化粧品であること、安全性も考慮して、
細胞が元気に育つための環境を保護して、
活性化する成分の開発というのが進んでいます。
そのひとつが、植物幹細胞です。
例えば、樹木ってすごいですよね。
環境の変化に耐えて、1000年以上生き抜いていたりするわけです。
今、一番注目されているのが
モロッコの希少植物アルガンツリーの新芽から得られる幹細胞エキスです。
アルガンツリーは、モロッコ南西部のみに生育する樹木です。
暑さに対する抵抗力が非常に高く、
50℃に達する温度に耐えることができます。
ちなみに、リンゴ幹細胞エキスというのは、
真皮ではなく、表皮幹細胞を活性化すると言われています。
植物によって、働きが違うのです。
プラス線維芽細胞も活性化させて、シワ対策&ハリ・弾力アップ
線維芽細胞を生み出す母細胞である
真皮幹細胞を活性化させたら、
次は、コラーゲン・ヒアルロン酸・エラスチンの
生成工場である線維芽細胞も
活性化させたいですよね。
ここで効果があるといわれているのが
GF(グロースファクター)です。
GFについてはこちらにくわしく書いています。
目立つ毛穴、たるみに効くグロースファクター(GF)とは何ですか?
簡単におさらいしてしまうと、
動物の体内でつくられているタンパク質で、
特定の細胞の増殖や分化を促進するタンパク質の総称です。
残念ながら、GFも加齢によって減少していきます。
20才をピークとした場合、40才では半分以下の40%、
それを過ぎると20%以下になってしまいます。
線維芽細胞には、線維芽細胞にだけ働きかけるGFがあります。
それも、いっしょに補ってあげれば、
ダブルで真皮の細胞対策ができるわけです。
ドクターズコスメの中で探してみると、ありました!
再生医療といえば、ドクターズコスメなので、
いろいろ成分を調べてみると、
アルガン幹細胞エキスとGF、特に線維芽細胞増殖因子 両方を
配合しているコスメがありました。
アンプルールのエイジングケアラインには
全製品アルガンツリーの幹細胞エキスが配合されていて、
美容液とアイクリームには
線維芽細胞に働きかけるGFが入っています。
その他にも、アメリカNo.1の美容皮膚科医が注目しているDMAEや
抗糖化にも着目した成分・カルノシンも入っているので、
シワ、たるみ対策としてはかなり強力な配合になっています。
【 アンプルールのエイジングケアラインが気になるという方はこちら 】
【 次に読むのにおすすめの関連記事 】
幹細胞コスメとは?腐らないリンゴとコスメはどう関係あるのかな?
アンプルールで肌糖化に効果のあるカルノシンが配合されているのは?