お肌の乾燥を感じたとき、
まず考えるのは水分補給ではないでしょうか?
私もそうでした。
いっしょうけんめい化粧水を入れこんだり、
化粧水でローションパックしたり。
そして、しっとりしたら、
乳液やクリームで油分を補って、お肌にフタをする。
でも、そのときはしっとりするんですが、
どうも長続きしない…というか、根本的には解決できていない感じなんです。
乾いたら水分、でもまた乾く、で、また水分…。
実はこれ、あたりまえのようにやっていることなんですが、
間違っているようなんです。
結局解決していませんからね。
いったいどうするのが正しい保湿方法なんでしょうか?
特に年齢肌にとって気をつけるべきことはなんなんでしょうか?
まず、湿度が下がるとどんどんお肌の水分が逃げ出します
もともと表皮の一番上の角質層は、
15?20%の水分を持っていて、
内から外への水分の蒸散を防いでいます。
しかし、空気中の湿度が下がってくると、
角質層から水分が急激に蒸発しやすくなります。
冬になって空気が乾燥してくると、
お肌がカサつくのはこのためです。
湿度50%を切ると、
水分の蒸散が加速すると言われています。
風邪対策だけでなく、お肌のためにも加湿はとても大切です。
加齢にともなう角質層の変化がますます乾燥をひどくします
また、加齢による角質層の変化も、乾燥を加速させます。
角質細胞は形や大きさがバラバラになるため、
そのすきまから水分が逃げ出します。
角質細胞の中にあって、水分をキープしているNMF(天然保湿因子)も
加齢とともに生成能力が低下してしまいます。
細胞同士をつなぎとめている細胞間脂質も減ってしまうので、
細胞のあいだにすきまができて、
そこからも水分が蒸発します。
細胞間脂質の主成分が「セラミド」と言われている物質です。
ということは、
特に年齢肌にとっての乾燥対策というのは、
どうやってお肌がもともと持っている水分をキープするかが
根本的な問題解決ということになります。
セラミドを補ってお肌の水分量を維持しよう
細胞間脂質はターンオーバーとともに
表皮細胞の中でつくられているので、
当然加齢にともなって、代謝が悪くなると、
減ってしまいます。
もし、細胞間脂質の主成分であるセラミドがなくなってしまうと、
角質層の水分量は80%!も低下するといわれています。
だから、年をとるとお肌が乾燥しやすくなるのです。
セラミドは身体のなかからつくり出すのが難しい物質です。
このため、化粧品で補うのが効果的です。
加齢のほかにも、睡眠不足やストレスも
セラミド不足の原因になることがわかっています。
うるうる肌を保つために、気をつけたいですね。
【 セラミドを補うのにおすすめの化粧品です 】
ディセンシア アヤナス
敏感肌用エイジングケア化粧品です。敏感肌はバリア機能の低下で起こるので、特にセラミドを補うのが大切です。
エトヴォス バイタライジングライン
幹細胞コスメとして定評のあるエイジングケア化粧品ですが、ヒト型セラミドと、保湿効果の高いリピジュアがダブルで配合されています。
アスタリフト ジェリーアクアリスタ
洗顔後すぐ使う美容液ですが、そのあとにつける化粧品の浸透を高めるための土台づくりとして、セラミドが配合されています。
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