おでこのシワ…といえば、パグでしょう。
パグ、かわいいんですけどね。
しかし、わたしのおでこのシワをかわいいって
言ってくれる人はいません、残念ながら。
パグ犬のごとき深〜いおでこのシワは、管理人みっきの悩みです。
がんばってきてますよ、今まで。
シワに効くと言われているコスメだけじゃなく、
『頭皮エステ』で頭皮の血行を促進して、たるみ対策したり、
『絶対小顔コルセット』でググっと矯正してみたり。
まじめにコツコツ取り組んで、それなりに効果はあるようです。
それでも、画期的な効果とまではいかないし、
ボトックスにいくのには、ちょっとまだ抵抗がある。
と悩んでいたところ、驚愕!の事実を知りました。
おでこにシワをつくる習慣を、毎日毎日27年間続けていたことが
わかりました! 大ショックです!
ハードコンタクトレンズが、おでこのシワの原因だなんて…。
今回はわたしの身に起こったことと、その解決法をお話しします。
チェックリストもありますよ。
この記事の目次
だって、ハードのほうが眼に良いって言われたんだもの !!
ちょっと調べてみたところ、
いまや国民の10人に1人がコンタクトレンズを使っている日本。
これは1200万〜1800万人にあたるそうです。
コンタクトレンズユーザーの4割が、もう使い捨てワンデーなんですって。
でも40代以上になると、
根強く使われているのが、ハードコンタクトレンズです。
40代では約40%、50代では44%、60代になると半数以上が
まだハードを使っているそうです。
こう書いている管理人みっきも、
27年来のハードコンタクトレンズユーザーでした。
『ソフトは眼に悪い』と眼科医に言われて、
ハードを使い続けている人、ソフトからハードに変えた人、
わたしと同じ世代の方には、きっとたくさんいるはずです。
- ソフトは汚れが蓄積するので、それが目に障害を起こす可能性がある
- ソフトは目にキズがあっても痛みを感じにくいため、目に障害や炎症が起こっても気づきにくい
- ハードにくらべて手入れが面倒なので、正しくケアをしない可能性がある
- 古くなっても、レンズを使い続ける可能性がある
こんなこと、言われませんでしたか?
わたしは中2のころ、ソフトの登場とほぼ同時に使い始めたのですが、
10年ほどしたある日、眼科医に
『あなたは一生コンタクトなんだから、もし眼に炎症が起こったら、
すぐ気がつくハードに変えたほうが絶対にいいよ』と言われて、
ハードに変えたのでした。
(ちなみに、管理人は-10D以上の最強度近視です)
左眼に異変?コンタクトがはずれな〜い(泣)
ハードコンタクトレンズのはずし方、
使っていらっしゃる方はもちろんごぞんじでしょうが、
レンズをはすす側の人差し指で目尻を強めに押さえて、
外側にキュッと引っぱります。
すると、上まぶたと下まぶたのふちに、レンズが上下からはさまれるので、
パチッとまばたきすると、レンズがはずれます。
半年くらい前からでしょうか。
目尻を引っぱっても、一回ではレンズがはずれないことが結構出てきました。
特に左眼。
何回も引っぱってみる、でもなかなかはずれない。
同じころ。
髪の毛を切ると、記録のために自撮りしているのですが、
なんだか左眼がちっちゃく写る…ので、
開けようと意識するのですが、右眼とおんなじように開かないんです。
むむむ。
これは何か左眼に異変か…。
ハードコンタクトレンズのせいで、まぶたが下がる?!(写真付きチェックリスト)
いろいろ調べてみたところ、
なんとハードコンタクトレンズの長期装用で、
『眼瞼下垂』(がんけんかすい)という病気になることがあるそうです。
これが、衝撃のチェックリスト!
- まぶたが重く感じる
- 目をよくこする癖がある
- コンタクトレンズ(ハードタイプ)を使っている
- 肩こりがある
- 偏頭痛がある
- おでこのシワが多い。深い
- まぶたがくぼんでいる
- 二重でなく、三重四重になっている
- 眼精疲労が強い
- 夕方になると、目の奥や額部分に痛みや苦痛を感じる
- 三白眼
- 夜、車の対向車のライトがまぶしい
- あごを上げている ( 写真を撮るときあごをひいてと言われる )
13項目中、なんと9つあてはまりました。
ハイ、実写でご説明します。
7. まぶたがボコっと落ちくぼんでいますね。
8. 二重でなく、三重?四重?なんだかわからなくなっていますね〜。
11. まぎれもなく三白眼ですよね…。
ハードコンタクトレンズの悪い点は、
まぶたの上げ下げによる機械的な刺激が強いこと、
はずすためにまぶたをひっぱること。
まぶたを上げる筋肉は2つあって、
文字通りの『眼瞼挙筋』(がんけんきょきん)と『ミュラー筋』です。
常にレンズがまぶたの裏側をこすって刺激すると、
ミュラー筋が線維化をおこしたり、ゆるんだりしてしまうのだそうです。
「線維化」というのは、
炎症の次の段階で、筋肉の収縮性がなくなっていく状態。
繊維化を起こした筋肉は力が入らないので、
まぶたを上にあげることができなくなってしまい、
下がってくるというわけ…。
また、眼瞼挙筋と瞼板(けんばん)をつないでいる
挙筋腱膜の結合部分が長い間のレンズの摩擦や刺激ではずれたり、
腱膜がゆるんだりすることも
まぶたの開きを悪くしてしまいます。
※瞼板(けんばん)= まぶたの内部にある芯のような構造。コラーゲン繊維でできているまぶたの『骨』にあたる存在。
その上、強度近視の人は眼瞼下垂になりやすいという説もあるそう。
いやいや、初耳でしょ。
眼に良いはずのハードが、眼に悪いって!
ちなみに気になる「長期装用」の期間ですが、
10年以上使っている人は、
かなりの確率で眼瞼下垂になっているそうです。
眼瞼下垂(がんけんかすい)がおでこのシワの原因
さて、まぶたの上がらない人がまぶたを上げるためには
どうしているのでしょうか?
正解は… 「眉毛を上げる」です。
眉毛を上げると、まぶたが上がりますよね。
まぶたが上がりにくくなると、それを補うために、
無意識にいつも眉毛を上げるくせがつきます。
眉毛を上げると… 鏡を見ながら、ぜひ確かめてみてください。
おでこに横ジワができます。
この表情を長年繰り返すことによって、
皮膚にはシワが深〜く刻み込まれるのです。
うわーっ!
いくらおでこのシワ対策しても、
実は毎日強化しているんだから、そうそう薄くなるわけないですよね。
今までの努力はなんだったのかしらと
ちょっと虚しくなったのでした。
専門医を探してハードをソフトに変えることにする
だんだん左眼が軽いものもらいでもできているように
重く感じられてきて、
ものを見るのにアゴをあげたほうがラクになってきて…
と、自らが眼瞼下垂であろうというかなり強い確信が出てきた反面、
これって手術しなくちゃ治らないんじゃないの? という恐怖心も。
(管理人は一度も手術経験がありません)
結論は、
1. とにかく専門医を探して、受診する → 手術を想定して、「うまい」先生を探す
2. ハードはやめて、ソフトに変える → 変えても良くなることはないそうですが
もしかしたら、あなたの肩こりや頭痛も眼精疲労も、
眼瞼下垂のせいかもしれません。
もちろん、深いおでこのシワも。
眼瞼下垂については、
これからもくわしく書いていきますね。
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