お肌に老化をもたらす原因といえば、
紫外線、活性酸素、誤ったスキンケアによる炎症、血行不良などが
あげられるのですが、
実はこのほかにも、女性ホルモンが減ってしまうことも
とても大きな要因だって知っていますか?
なんとなく年をとると減っていくだろうというイメージがある
女性ホルモンですが、実際にはどんな働きをしていて、
減ったことによって、どんな影響が出ているのでしょうか。
減って困るのはエストロゲン(卵胞ホルモン)です
エストロゲン(卵胞ホルモン)は、
真皮層のコラーゲンやエラスチンの産生を促進して、
肌の水分を保持する作用があります。
また、自律神経を安定させる、
強力な抗酸化作用で細胞を酸化から守ってくれたり、
骨粗しょう症、動脈硬化、認知症などの
疾患を防いでくれたりもしています。
ということは、女性の若さや美しさを維持するためには
とても大事なのがわかりますよね。
お肌のハリ・弾力を保ち、しわやたるみを予防してくれているのは、
女性ホルモン = エストロゲン なわけです。
ところが、エストロゲンは妊娠・出産のためのホルモンなので、
25~30歳頃をピークに、
35歳を過ぎたころから徐々に分泌量が低下していき、
更年期の45歳~55歳頃には急激に低下します。
そして、エストロゲンが減少すると、
残念ながら、身体や皮膚にさまざまな影響がでてきます。
エストロゲンを減らさないために卵巣年齢を意識しましょう
『肌年齢 = 卵巣年齢』と、いわれているそうです。
エストロゲンは、卵巣から分泌されているからです。
卵巣を若く保つことによって、
女性ホルモンをできるだけ減らさないことが大切です。
お肌のケアというと、
どうしても外側からのお手入れを重要視しがちですが、
からだが若く健康だからこそ、お肌も美しく保てるわけです。
からだの内側からのケアとして、
卵巣をできるだけ若く保ち、エストロゲンを減らさない努力をしたうえで、
外側からのケアにも力をいれるのが大切ですね。
【 次に読むのにおすすめの関連記事 】