カサカサして荒れた手って、
もちろんお湯を使えばしみるし、
かゆみも出たりして、
悩みの種ですよね。
そして、何よりイヤなのが、
生活感が出て、
すごく年齢がでちゃうってこと。
手っていつでもスッピンですからね。
ハンドクリームとして売られてはいないんですが、
『HPクリーム』という医薬品が、
ベタベタしないし、
すごく保湿力もあると聞いたので、
実際に使ってみました。
この記事の目次
HPクリームは乾燥肌の治療薬です。
『HPクリーム』なんて、
あんまり聞いたことがないと思います。
クリームと言ってますが、
これ、薬です。
グラクソ・スミスクライン・コンシューマー・ヘルスケア・ジャパン株式会社
という長?い名前の会社から発売されている
「乾燥性皮ふ炎治療薬」です。
ちなみに、
この長い名前の会社は、
他にも、経皮鎮痛消炎剤「ボルタレン」とか、
1966年から売られているという「コンタック」とか、
薬じゃないけど、鼻孔拡張テープ「ブリーズライト」とか、
歯磨きの「シュミテクト」とか、
けっこうなじみのあるものを発売しています。
『HPクリーム』は、第2類医薬品という
カテゴリーに入る市販薬です。
第2類というのは、
処方箋なし、診断なしでも、
薬局、ドラッグストア、通信販売でも購入できる
医薬品です。
皮膚科で処方される保湿剤と同じ成分が配合されています。
これを教えてくれたのは、
薬剤師をやっている友人なのですが、
忙しくて探す時間が惜しいので、
Amazonで買いました。
こんなパッケージです。
バッチリ書いてあります!
" つらくて治りにくい
赤いヒリヒリ肌
粉ふき肌に "
真ん中より少し下に黄色い文字で、
" ヘパリン類似物質配合"って
読めますよね。
これが、乾燥肌に効く成分なんです。
乾燥肌がひどくて、
皮膚科に行くと、必ずといってもいいほど処方される
『ヒルドイド』という保湿剤にも、
同じ成分が、
同じ分量で配合されています。
これは効きそうです!
実際にHPクリームをハンドクリームとして使ってみました。
いくら手荒れに効くからっていっても、
ベタベタするのが苦手なんです。
いくら保湿力があっても、
なかなかなじまなくて、
白残りしちゃったり、
触るものに指紋がついちゃうような
ハンドクリームだと
つい使わなくなっちゃうんですよね。
クスリだしな〜、ベトベトしそうだよな?と思いながら、
両手のひらがしっかり塗れるとされている
1FTU(ワンフィンガーチップユニット)を
※人差し指の第一関節までの量。
出してみました。
思っていたよりも、
かなりゆるめのテクスチャーです。
「無香料・無着色」と
パッケージに書いてありますが、
ほぼ真っ白で、
かすかにアルコール臭を感じます。
塗ってみると、どうでしょうか?
とてもサラサラしていて、あっという間に浸透します。
両手に伸ばしてみると、
とても伸びがよく、
あっという間に浸透してしまいます。
ベタベタを想像していたせいか(笑)、
物足りなく感じるくらいです。
そこで、ホントにちゃんと保湿力があるのか、
スキンチェッカーを使って、
数値を計測してみました。
スキンチェッカー、上から
Moist(水分)
Oil(油分)
Rough(キメ)
の順で、数値が出ます。
使用前は
水分 -4 油分 -4 キメ -4
使用後は
水分 +1 油分 +5 キメ +1
になりました。
さすが医薬品、しっかり保湿されています。
老け手改善にも効果あり!キメが整って、手がつややかに。
HPクリームの良いところは、
ほんとうにベタベタしません。
どっしりとした感じのうるおいではないんですが、
しっかり長持ちします。
出かける前、お昼休み、
帰宅してから、寝る前と、
最低4回、1週間使ってみたところですが、
手の甲の赤みがおさまって、
キメが整ってきました。
キメが整ってくると、
なんだかちょっと色も白くなったみたいに見えます。
60gでだいたい1,600円くらいなので、
ハンドクリームとしては、
少し高いかもしれませんが、
手のアンチエイジングに効果があると思えば、
そんなに高くないと思いますよ。
手荒れに効いて手が若返る!HPクリームは通販で購入できます。
【第2類医薬品】HPクリーム
つらくて治りにくい赤いヒリヒリ肌や粉ふき肌を改善するヘパリン類似物質0,3%配合の治療薬です。無香料・無着色、テクスチャーもとてもサラッとしていて使いやすいクリームです。
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