質の良い睡眠は、卵巣年齢を若く保って、
女性ホルモンの減少をくいとめてくれるのですが、
あなたは良く眠れていますか?
現代人の生活ではなかなか10時までに寝る、
8時間たっぷり寝る というのはむずかしいところだと思いますが、
せっかくおふとんに入っても、
どうも寝付けないということはありませんか?
かといって、睡眠薬には頼りたくないし…
というようなときに、グリシンというアミノ酸が
睡眠改善効果があるというのです。
また、それだけではなく、
お肌の状態も改善してくれる効果もあるらしいのです。
グリシンって、どんなものなんでしょうか?
なぜ、よく眠れたり、お肌の調子がよくなったりするのでしょうか。
ありふれすぎていて注目されていなかったアミノ酸・グリシン
グリシンは、体内でも生成可能なアミノ酸(非必須アミノ酸)で、
生物が誕生する前の太古の地球にも存在していたと考えられている、
最も古いアミノ酸です。
また、アミノ酸の中では分子量が最も小さく、
身体のあちこちで、タンパク質の構成成分となっています。
ということで、身体中のどこにでもあるので、
わりあい最近まで、特別な働きはないと考えられていました。
グリシンは血流を活発にして、体温を下げてくれます
人間の体温は、睡眠時には皮膚の血管拡張や発汗により低下します。
そして、体温の低下によって、
深い睡眠をとることができるようになります。
グリシンは、血流の働きを活発化させて、
身体の熱を放散させ、温度を低下させます。
また、身体の深い部分の熱が手足に運ばれて、深部体温が下がります。
睡眠の質が良くなるのは、脳がクールダウンしやすくなるからです。
コラーゲンをつくっているアミノ酸の3分の1はグリシン
皮膚にあるコラーゲンを作っているアミノ酸のうち、
3分の1はグリシンです。
そのため、グリシンを摂ると、皮膚のバリアー機能が高まって、
敏感肌が改善する効果も確認されています。
さらに、寝ついてから初めての深い眠りのときに、
成長ホルモンが多く分泌されます。
大人にとっても成長ホルモンは大切で、
日中に傷ついた皮膚の細胞のメンテナンスを、
眠っている間にしてくれます。
グリシンは、人の体内でも合成できる非必須アミノ酸なので、
バランスの良い食生活をしていれば、
不足することはほとんどありません。
ただし、睡眠を改善するには、
寝る前に3gとることが必要だといわれていますので、
サプリメントで摂取するのが手軽です。
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