「寝方を変えてシワ・たるみを改善しよう!」なんて、
ほとんどの人にはなんのこっちゃ?っていう感じかもしれません。
『寝方』っていうのは、
あおむけに寝る、うつ伏せに寝る、横向きに寝る… っていう
「寝る向き」のことです。
わたくし・管理人よしこは … というと、物心ついてから、ずっと横向きで、
右を下にして、寝てきました。
ところが、大変です!!
そのせいで、ほうれい線と口の横のシワが深くなっていたらしいんです。
さらに、左右を比べると、
確かに、下にしていた右のほうが深くて濃い!!!
もう、もう!衝撃の事実なんですが、
今からでも改善できるのでしょうか…?(涙)
この記事の目次
日本人女性の6割以上が横向きで寝ています。
いまさらそんなこと言われても?と、こころの底から思いますが、
わたしは子供の頃に、母親から
右を下にして寝たほうが、
心臓を圧迫しなくて良い とか、
消化に良い とか、
そんなことを言われていたような気がします。
横向き寝のほうが良いんだと信じこんで、
すでに、横向き寝キャリア40年以上です。
だって、抱きまくらなんてものだって、あるじゃないですか?
抱きまくらを抱いた姿は、胎児の姿勢だから安心して熟睡できる… なんてことも
聞いたことありますよ。
日本人の場合、
あお向き寝と横向き寝の人の割合は、だいたい半々と言われていますが、
20才?59才の女性だけにしぼると、
61%が横向き寝、6%がうつぶせ寝、
あお向きで寝ている人は33%しかいません。
ウチの母が、
「みっきちゃん、横を向いて寝ては絶対にダメよ。
お顔がゆがんだり、シワやたるみのもとになっちゃうのよ。」
なーんて言って、育ててくれていたら… と思わずにはいられませんが、
もう気がついたからには、
今からでも横向き寝、矯正するしかありません。
横向き寝の欠点は、ほかにもいろいろあるんです。
頭の重さは、体全体の約10%といわれています。
50kgの人だったら、5kg。
この重量が、横向きに寝ることによって、常に体の片側にかかっています。
わたしだったら、右側。
毎日、毎日です。
下側にかかった重さによって、皮膚がたるみます。
頭蓋骨の骨格がゆがんで、顔の左右差ができます。
押しつぶされた方のほうれい線が深くなります。
「えー、わたしずっと横向きに寝てるけど、別に大丈夫だけど…
寝方は別に関係ないんじゃない?」
と、思っているあなたも、考えてみてください。
お年寄りって、急にある日起きたら、
腰が曲がっていたわけじゃありませんよね?
毎日毎日、自分が気づかない間に、
少しづつ少しづつ老化が進んで、
いつの間にか、びっくりするほど腰が曲がっている。
いまは、平気だもーんと思っていても、
横向き寝、ほかにもいろいろ良くない点があるので、
直せるなら直したほうが良いです。
体を歪ませるのは、持続的にかかる弱い力だと言われています。
まさに、睡眠中ってそんな感じですよね。
骨盤が歪めば、全身の血行不良や下半身太りのもとにもなります。
横向きにしか寝られないなら「猫背」かも?
とはいえ、長年続けてきた習慣ですから、
なかなか変えるのは難しい。
そう思っている人のなかには、あお向けに寝ると「腰が痛くなる」
という理由が多いようです。
そこで、友人のカイロプラクターに相談してみると、こんな返事が。
「そうなのよね?。今は「猫背」の人がすごく多くって、
まっすぐに寝ようとしても、腰が痛くなっちゃうんで、
つい横向きに寝てしまうのよ。」
横向き寝の原因の多くは、「猫背」なんです。
また、ニワトリと卵のようですが、
横向き寝が、猫背の原因になっているとも言われています。
猫背って、印象が悪いだけじゃなくって、
頭痛、肩こり、胃腸の不調など、体に悪影響大です。
あお向きに寝られるようにしていけば、猫背も治っていきますので、
いいことづくめです。
実践済!横向き寝をあお向け寝に矯正していく方法とは?
良いといわれている寝方は、
寝ている時でも、良い姿勢で立っているときと同じように、
体の「S字カーブ」が保たれている状態です。
でも、もう「猫背」で腰が痛いとしたら… ?
女性の場合、「猫背」とセットになっているのが
「反り腰」という状態です。
あお向けに寝ると、ふとんやマットレスと腰の間にすき間ができるので、
腰が疲れて、痛みます。
そのすき間を埋めようとすると、前かがみの姿勢になります。
… 寝られません! → 結局、横向きに寝ます。
そこで、バスタオルを使って、
体の「S字カーブ」を補強していきます。
バスタオルを巻いて、
ふとんやマットレスと、腰のすき間に差し込みます。
やっぱり「反り腰」だったわたしも、試してみると、
簡単なことなんですが、ずいぶんラクになりました。
つぎに、枕です。
猫背の人は、首が前に出ているので、
高い枕を使う傾向があります。
あお向けに寝ると、肩が浮いて寝にくいので、
結局、横向きに寝るようになります。
高い枕、首にシワが寄るので、やめましょう。
この場合も、首のうしろがちょっと高くなるような低い枕にします。
またまた、バスタオルでつくれる即席枕も良いですよ。
わたしは、これをつくって、あおむけに寝ています。
すぐ洗えるし、清潔だし、おすすめできます。
このまま、横向き寝続けますか?
長年続けてきた横向き寝、
まさかそれが、顔のたるみを引き起こして、
ほうれい線を深くしていたなんて、大ショックでしたが、
それだけじゃなくて、
体がゆがんで、いろんな不調の原因になっていたかもしれないとわかって、
わたしは、がんばってあお向け寝に直しました。
せっかくシワやたるみに効くというコスメを使っても、
アンチエイジングに良いというサプリを飲んでも、
こんなことで、帳消しになっていたとすれば、くやしいです。
まだまだ、これからキレイでいるためにも、
もし、横向きやうつぶせ(横向きよりもっと顔がたるみます!)に寝ていたら、
ぜひ、あお向け寝に変えてみてください。