日々進化しているアンチエイジングの世界。
特にコスメのテクノロジーはどんどん進化しているので、
いろいろ試したくなりますね。
そんななかで必ず興味が出てくるのが、
日本では未発売の治療薬を美容に応用すること。
「抗酸化作用」が強く、
今、話題の「成長因子」(GF=グロースファクター)を含んだ
プラセンタを使った化粧品は、
ほんとうにたくさんありますが、
なかでも、日本では医療用でしか認められていない
「ヒトプラセンタ」を使った
火傷などの抗炎症治療薬(PLACENTREX GEL) があります。
この記事の目次
なぜ日本では「ヒトプラセンタ」が医療用に限定されているのでしょうか?
プラセンタ = 胎盤 です。
同じ人間の細胞や構造をもつヒト由来のプラセンタは、
日本では厚生労働省の認可のもとに、
認可された製薬メーカーにのみ製造を許可されており、
医療品として使われています。
肝機能障害の治療用の「ラエンネック」や、
更年期障害用の「メルスモン」
といった注射に使われるプラセンタは、
いずれもヒトの胎盤から抽出されたものです。
現在の薬事法では、
医療用目的以外には、
ヒトのプラセンタは利用できません。
厚生労働省の認可を得る過程で、
厳しい安全性へのチェックがなされており、
ウィルスチェックや滅菌といった衛生面も厳しく管理されています。
そのかわり、利用するためには高価な場合がほとんどです。
基本的に入手が困難である上に、
海外で過去に胎盤を売る人が現れ、
社会問題化した経緯などがありました。
「プラセントレックス」は、なぜインド製なのでしょうか?
インド製の医薬品って、
日本人にはほとんどなじみがありませんよね。
漠然と、なんだか大丈夫なのかな?って
思う人もいると思います。
結論 : インド製 = 大丈夫、安心です。
実はあまり知られていないことですが、
インドは「南の技術大国」といわれており、
製薬産業においてかなりの技術を持っています。
また、インドには、
医薬品に物質特許(物質それ自体に関する特許)をかけてはならない
という特許法があったために、
特許権を持つ多国籍製薬企業とは異なった製法で、
同じ成分・効能を持つ医薬品を製造し、
大量に輸出することができる
「ジェネリック医薬品大国」でもあるのです。
やっぱり「ヒト」には「ヒトのプラセンタ」
技術の発達により、豚や馬など他の動物からでも、
プラセンタの有効成分を抽出することが可能になりました。
現在、一般的にプラセンタを含むコスメやサプリメントには、
動物のプラセンタ(豚、羊、馬、牛など)が使用され、
中でも人間の組織と非常によく似ていて、
ヒトとの相性も良く、
コストも比較的安い「豚プラセンタ」が多く使用されています。
(従来は牛由来のプラセンタが多く使用されてきましたが、
狂牛病問題に関連して、使用が不可能になりました。)
それでも、やはり「ヒト」にこだわるのは、
小さな一個の受精卵を、
わずか10ヶ月の間に一人の人間に育て上げる驚異的な働きが
「ヒトプラセンタ」にあるからです。
また、「ヒトプラセンタ」は、
ほかの動物のプラセンタよりも
人の肌との親和性がよく、実際に使ってみると、
圧倒的な差があることが実感できます。
ただし、プラセントレックスジェルは、
日本では承認されていない医薬品ですので、
あくまでも自己責任で、
購入、使用してみてくださいね。
プラセントレックスの通販サイトはこちら
プラセントレックス ジェル(Placentrex) Human placenta 0.1g/g
プラセントレックスは日本国内では販売していませんので、医薬品の個人輸入代行業者からの購入になります。表示価格に送料が含まれているので、海外からの発送でも安心です。また、こちらでは日本円での銀行振込でも購入できます。
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