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化粧品に配合されるノーベル賞成分として、必ず上げられるEGF。
アメリカのスタンレー・コーエン博士によって発見された
上皮細胞増殖因子(Epidermal Growth Factor-EGF)という
細胞増殖促進機能を持つたんぱく質です。
成分表示には「ヒトオリゴペプチド-1」と書かれています。
日本では2005年から化粧品への添加が認められています。
EGF配合の化粧品のなかでも、
EGFの含有量がはっきり明示されていて、
しかも「ハイドロゲルマスク」という
シートマスクではないタイプのパックがあります。
一般的には、一枚のマスクには、美容液1本分に相当する美容成分が
配合されているとも言われています。
このマスクには、1包30gにEGFが3?(3,000IU)配合されています。
この記事の目次
「シートマスク」と「ハイドロゲルマスク」との違いは
シートマスクというのは、もちろん顔全体を覆う大きさのシートに、
美肌成分を配合したマスク液を浸透させたものですね。
シートの素材も、マスク液の蒸発を防いだり、
素材そのものにストレッチ効果をもたせて、お肌を引き上げたり、
まだまだ進化を続けています。
ハイドロゲルマスクとは、簡単に言ってしまえば、
マスク液そのものをゲル状化して、マスクの形にしたものです。
ゲル状なので、顔にぴったりと密着しやすく、
「ながらパック」にも向いています。
また、乾燥しにくいので、長時間(一般的に30分程度は)
ゆっくり成分を浸透させることができます。
シートマスクの場合、時間とともに乾燥し、
長時間のパックが、逆に肌の水分を吸い取ってしまうことがあります。
このため使用時間は、ほとんどの場合5分から長くても15分程度です。
ハイドロゲルマスクをつくれるのは世界で3社のみ
EGFバイオハイドロゲルマスクは、
韓国のジェニック社 GENIC CO.,LTDで生産されています。
実は、このハイドロゲルマスクをつくれるメーカーが、
世界に3社しかないと言われています。
ランコム、 SK-II、そしてこの韓国のジェニックです。
また、ジェニックは、アメリカFDA (米国食品医薬品局 )の定める
世界で最も厳しい「cGMP」に認定を受けている工場で生産しています。
GMPとは、Good Manufacturing Practiceの略で,
医薬品の製造と品質管理に関する国際基準のことです。
このGMP基準をクリアーするのは、医薬品基準なので、かなりのコストがかかります。
例えば、清掃しやすいために、製造機械はできるだけ床置きにしない、
虫や塵芥の侵入を避けるための特殊な空調設備を設置する などです。
ここからも、ジェニックがちゃんとした安心なメーカーであることがわかります。
「ハイドロゲルマスク」とうたっていても違いがあります
EGFバイオハイドロゲルマスクの特徴は、
温度感応型であることです。
皮膚温度に反応して美容成分が少しずつ溶け出して浸透します。
また、使用後は、お風呂に溶かして
ボディーパックとして使うことができます。
そして、結構ここがポイントです。
せっかくのEGFを含む美容成分、お顔で使った後
ボディーケアのためにお風呂で使えたら良いですよね。
実は「ハイドロゲルマスク」と言っていても、
中には「当製品は水に溶けませんので、下水道には流さないでください」
と書いてあるものもあるのです。
その点、このマスクは確かにちょっと高価ではありますが、
最後まで使い切ることができるので、お得だと思います。
EGFバイオハイドロゲルマスクを通販で購入するには
EGFバイオハイドロゲルマスク
日本EGF協会認定です。原料は日本から韓国に輸出して、ジェニック社で製造しています。?EGFの他にも、コエンザイムQ10、レチノールや、ヒアルロン酸、コラーゲンなどの保湿成分がバランスよく配合されています。
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