わたしは右:-13.00 左:-12.50 という超強度近視なので、
(わかる人にはわかるはずですが)
目とか、視力とか、そういう話題にはすごく敏感です。
とはいえ、かなり遺伝的要素が強いと言われている近視なので、
どうせ効果はないだろうと思っていて、
改善だの、トレーニングだのには、
実はほとんど興味がありませんでした。
ところが、友人から聞いた「眼筋トレーニングめがね」をかけてみたところ、
なんだか良い感じがするんです。
… しかも、なんだか目元のたるみに効くらしいというハナシがあるんです。
実際のところどうなんでしょうか?
そもそもこのめがねでなぜ眼が良くなるのか?
目元のたるみには直接関係ないので、
近視・老眼以外の方は読み飛ばしていただいても結構です(笑)
このめがね、またの名を「ピンホールメガネ」と言われています.
この『視力回復メソッド』のおまけについているめがねは、
中心5か所に穴が開いていますが、
※ボシュロムオンライン サービス&サポート よりお借りしました。
目をカメラに例えると、
目の虹彩はカメラの絞りに、水晶体はレンズに、
網膜(黄斑)はフィルムに相当します。
といっても、わたし写真はiPhoneで撮っているので、
この説明もちょっと難しくは感じます。
眼球の一番表面の「角膜」から外の光が入ると、
「虹彩」という部分で、光の入り口である「瞳孔」の大きさを変えて、
光の量を調節します。
さらに「毛様体」という筋肉で、「水晶体」の厚さを調節して、
光を屈折させて、ピントを合わせます。
すると、眼球の奥の「網膜」で像が結ばれ、
視神経がそれを読み取ることで、ものが見えるという仕組みなのです。
というわけで、ものを見るときには「毛様体筋」が伸び縮みして、
ピントを合わせています。
現代社会では、PCやスマホ画面など近くを見る時間が圧倒的に多くなっていて、
このために、毛様体筋がいつも緊張した状態になっていて、
疲労が貯まると、うまくピントが合わなくなって、
視力が低下しやすくなるわけです。
逆に遠くを見ると、
毛様体筋の緊張が緩んで、リラックスした状態になるのです。
とにかく、モノを見るときには、
眼の筋肉が働いているんだということだけわかっていただければ良いです。
毛様体筋をリラックスさせ虹彩筋を鍛えるのがピンホールメガネ
ピンホールメガネをかけると、
毛様体筋を休ませることができます。
ほんとうにかけてみて驚くのは、視力が上がることです!
実はちょっと疑っていたのですが(笑)
ちっちゃい穴が開いためがねをかけたほうが
裸眼よりはるかにものがよく見えるのです!
くわしい仕組みは割愛しますが、
毛様体筋がリラックスするのと同時に、
瞳孔の大きさを調節する虹彩筋を鍛える効果もあります。
人間の筋肉は連動して動いている
実際にピンホールメガネをかけてみると、
めがねの黒い部分と、穴の明るい部分を見るので、
瞳孔が拡大と縮小を繰り返し、
虹彩筋が動くのを感じることができます。
また、それに連動して、眼の周りの眼輪筋も動くのがわかります。
人間の筋肉って連動して動いています。
目が集中しているときには、
眼輪筋は収縮(目を細める)する傾向にあります。
眼輪筋もまた、まぶたの開け具合を調整して、
ピントの補正や光量の調整を行なうからです。
そうなんです!
ピンホールメガネをかけると、
眼輪筋トレーニングにもなるんです。
目元のたるみの原因は、大きく2つです。
真皮のコラーゲンが減って、目元がくぼんでしまうこと、
そして、表情筋が衰えて、皮膚を支えきれなくなることです。
視力回復とたるみ対策の一石二鳥?!
目元のたるみ対策としての眼筋トレーニングについて調べると、
たくさんの方法があります。
でも、正直めんどくさいですよね。
その点、この眼筋トレーニングめがねをかけるだけって、
すごくラクだし、実際眼もすごく休まります。
ただかけてテレビを観たりするのでも効果はあると思いますが、
応用編として載っている「遠くと近くを交互に見る」のと、
「片目ずつ5つの穴から見る」をやると、
より筋肉が緊張したりゆるんだりするのを感じることができます。
最近は老眼も気になるようになってきましたし、
眼も良くなって、たるみにも効いたら、
ホント一石二鳥ですよね。
わたしは、しばらく続けてみようと思います。
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