さて、いよいよ手術編をお届けします。
手術を決めてから、約1ヶ月後。
万全の準備を整えて、手術にのぞんだ管理人よしこでしたが、
やはり予想はしていたとはいえ、
考えるのとやるのはけっこう大違いです。
これから手術される方、手術を考えている方には必読です!
この記事の目次
術前の流れと注意事項です。
前回の受診編で、注意事項の紙をもらったと書きましたが、
実物はこんな感じです。
注意点としては「バファリン」やワーファリンのような「血液サラサラ系の薬」は、
血が止まりにくくなるので、3日前くらいから休薬が必要なようです。
わたしは該当しませんでした。
それから「なるべくご家族様と一緒に御来院下さい。」
これは大事です。
あとでわかりますが、できれば車で送り迎えしてもらうことをおススメします。
よしこの場合は車がないので、夫についてきてもらいました。
「お化粧はせずに、コンタクトレンズははずす」
それはそうですよね。
その下のサングラスですが、
よしこの場合強度近視なので、手術でコンタクトレンズを装用できないとなると、
メガネです。
メガネのうえにはサングラスかけられませんよね。
ということで、つばの深い帽子を用意していきました。
術中の痛みはほとんどありませんでした。
指定されたように、10分前に到着。
まず、術前にすぐ近くの調剤薬局で、抗生物質と痛み止めを
もらってきました。
13時過ぎに診察室に呼ばれました。
まず座って、消毒して、ブルーの麻酔テープを両瞼にはります。
その後、手術用の椅子に案内されました。
ほぼ完全にフラットになる歯医者さんの椅子の感じです。
ただ天井には手術室っぽいかなり大きな照明がついています。
看護師さんが、まず右ももの下に白いプレートをはさみます。
(たぶん高周波ラジオ波メスの電極だと思われます。)
それから血圧計を右腕に巻きます。
そのあと、このほうがリラックスできますよ?と言って、
ひざの下に半円形のまくらを入れてくれました。
ちょっと年配の女性でしたが、緊張しないように
ずっと話しかけてくれました。
目の部分だけくり抜かれている紙が顔の上にかぶせられて、
ガムテープみたいなもので止められます。
ここで、さらに麻酔の目薬が点眼されます。
この後、眼を保護するという緑色のコンタクト(カップみたいな感じ)を眼にはめられたので、
視界が一面緑になりました。
このあたりで、手術ムードが盛り上がってきて、
緊張してきましたよ?。
で、瞼に本格的に麻酔注射。
これは、数々の体験記で痛?いっ!ということを読んでいたので、
緊張がピークに!
… やっぱりちょっと痛いです。
でも、すでにテープ麻酔、点眼麻酔していたせいか、
予期していたのよりはマシでした。
あとは痛くありません。
ただ皮膚を切るときに、ジジジっていう音が聞こえるのと、
はさみのチョキチョキ感もあります。
縫っているのもなんとなくわかります。
というわけで、キズにはテープを貼られて、
両眼で1時間半程度、14時半くらいに
終了しました。
想像していたよりも、かなり体力を消耗しました。
目薬2種が追加で処方されました。
これがおくすりたちです。
抗生物質(バンスポリン)・痛み止め(ロキソプロフェン)1日3回食後服用。
フルメトロン(ステロイド)とアイケア(ヒアルロン酸)1日5回、2.3分あけて点眼する。
それで、術後は軟膏をベッタリ塗られるので、
視界がぼやけて、よく見えません。
正直一人で歩くのは、かなり不安でした。
しかも帽子かぶってますからね。
ということで、できればお車送迎、できなければ付き添いありを
おすすめします。
帰り道、ふだんはそんなに食べないアイスが
すごく食べたくなりました…(笑)
ほとんど食事しないで行ったので、
おなかがすいているはずなのですが、あまり食欲はなく、
そうめん食べました。
けっこう出血があるのと、
目やにとかさぶたがうっとうしくて、うんざりします。
術後一番大変なのは患部の冷却です。
そして、最大の関門は患部の冷却です!
注意事項には、こう書いてあります。
術後はある程度患部が腫れますので、冷却して腫脹を軽減することが大事です。御自宅で『氷のう』(当院にご用意あり)を使用して、片眼5分間おきに術後3日間は冷やしてください。(就寝時は除く)(保冷剤は不可です!)
先生にはなぜ保冷剤がダメなのか、術中に質問してみました。
(局部麻酔ですから、もちろん会話は可能です。
術中も「眼開けてみて?」「下見て?」などの指示があります。)
「冷えすぎるから」というのが答えでした。
まあ、正直あまり釈然とはしなかったのですが、
ここは従うとして(笑)
事前にわかっていたことだったのですが、
どんな氷のうを買ったら良いのかわからなかったので、
病院で用意されているものを購入しました。
なんかレトロでかわいいでしょ。
先生からは「仕事だと思って冷やしてください」と言われたのですが、これ大変です。
でも、腫れたらイヤだ?!と思うので、こっちも必死です。
寝るときもアタマを下げると、血が下がって腫れがひどくなるというのを読んだので、
この日からクッションに寄りかかるようにして寝ました。
これが3日間です… 。
けっこうつらかったです… 。
もちろん会社に行ったりすることはあきらめたほうが良いです。
気になる費用はこんな感じです。
この日病院に支払ったのは、47,700円。
このほか、薬局に710円。(アイケアとフルメトロンは含まず)
(日付が注意事項の紙とはずれているのですが、
仕事の都合で、20日ほど延期したからです。)
いくら保険対応とはいっても、
けっこうな金額ではあるのですが、
加入していたco-op共済から、給付金が35,000円支給になりましたので、
だいぶ安く済みました。
ということで、次は術後の経過について書きます。
どれくらい腫れるのか、ダウンタイムはどれくらいか、
気になるところだと思いますので、
写真掲載していますが、かなりグロいので閲覧注意です(笑)
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