だんだん髪が細く柔らかくなってきて、
なんだかペシャンコな感じ。
コシがなくって、根元が立ち上がらない…。
そして、なんだか抜け毛が増えてきたなと思っていたら、
だんだん分け目が目立って、頭皮が見えるようになってきた…
気のせいかなと、最初は思っていても、
やっぱり気のせいじゃない。
あせりますよね!
こんなとき、何から始めたらいいんでしょう?
この記事の目次
まず、自分の薄毛・抜け毛の種類を把握しましょう
なんとかしなくっちゃとあせる気持ちを抑えながら、
まずは、自分の薄毛・抜け毛の原因をつきとめましょう。
ただ、年のせいにしてはいけません。
女性の薄毛には、いくつかタイプがあるんだとか。
出産後大量に髪が抜けてしまうのが、『出産性脱毛症』
頭皮の環境が悪く、フケや過剰な皮脂が主な原因で髪が抜けちゃうのが、
『粃糠(ひこう)性・脂漏(しろう)性脱毛症』
ポニーテールやアップにしていて、髪が引っ張られることによって抜けてしまう
『牽引性脱毛症』
そして、一番多いのが 『瀰漫(びまん)性脱毛症』
といわれるものだそうです。
『瀰漫(びまん)性』って?
難しいことばですが、= 蔓延(まんえん)と、ほぼ同じ意味だそうで、
医学的には広い範囲に広がっていることをいうそうです。
加齢による薄毛・抜け毛は、ほぼこれに該当するといっても良いようです。
髪全体が薄くなり、分け目や頭頂部の皮膚が透けて見える脱毛症です。
書くだけで、悲しいです…。
女性ホルモンが減ってくる35歳くらいから薄毛予備軍
髪の密度は20歳がピーク、太さは35歳がピークなんだそうです。
その後は密度も太さも衰えていって、
30代後半くらいからは、「髪のうねり」も目立ってきます。
これが、わたしも悩んだ『加齢くせ毛』です。
そして、40歳前後で、急に髪の衰えを感じる女性が増えてきます。
実は、髪の衰え = 卵巣の衰え なんですね。
卵巣の機能は30代半ばころから少しずつ低下し始めて、
女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が減っていき、
閉経後しばらくすると分泌しなくなります。
エストロゲンには、毛髪を発達させ、毛髪の成長期を持続させる、
という働きがあります。
エストロゲンが減少することで、
髪の成長期が短くなって、休止期が長くなってしまうために、
だんだん1つの毛穴から出る髪の本数が減ったり、
髪そのものが細くなったりするので、全体的に薄毛になっていってしまうのです。
女性ホルモンの減少をくいとめるためには卵巣を若く保たねば!
エストロゲンが減ると薄毛になるのなら、
エストロゲンを分泌する卵巣を、若く保つ必要があるわけですが、
じゃあどうしたらいいのでしょうか?
まず、一番お金がかからないのは、睡眠の見直しです。
女性ホルモンを増やすために卵巣を若返らせるには良い睡眠が大切です。
もうちょっと積極的に増毛活動したい?
では、食事の改善もしましょう。
毛髪の約95%は、18種類のアミノ酸が結合してできているケラチンという
タンパク質からできています。
そこで、タンパク質を多く摂取でき、
しかも、女性ホルモンに似た働きをするイソフラボンを含む大豆製品を
積極的に食べると良いようです。
大豆イソフラボンには一日摂取量の上限目安があって、
だいたい75mgくらいです。
どれくらい食べればいいのかというと、
豆腐なら一丁(300g)60mg、
納豆なら1パック(50g)37mg、
豆乳一本(200ml)で50mg ?です。
納豆1パック+豆乳200ml で越えちゃうくらいの量なので、
わりと続けられそうです。
気になる女性用育毛剤の効果ってどうなんでしょう?
このごろ、けっこう女性用育毛剤もみかけますよね。
これって、効くのでしょうか?
女性用育毛剤の購入金額は、
2010年から2年間で、58%増加しているそうです。
本当に効くの?って思いますが、毎日コツコツ続ければ、
きちんと効果があるようです。
でも、毎日つかうものですから、成分も気になるし、
なんで効くのかも気になります。
そのへんのことも、次回までに調べてみます。
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