お肌のハリやツヤをキープしている女性ホルモン。
加齢とともにどんどん減ってしまいます。
その女性ホルモンを分泌しているのが…
卵巣です。
ということは、卵巣を若返らせることができれば、
女性ホルモンの減少をくいとめることができますね。
でも、卵巣を若返らせるなんて、
いったいどうすれば良いのでしょうか?
実は、身近で、
しかもお金のかからない方法があります。
見た目は若くても… 卵巣は老化の早い臓器です
今は平均寿命も延びて、
結婚年齢や出産年齢はどんどん上がっています。
見た目が若い女性も増えて、
昔の40代と今の40代では全然違います。
しかし、それでも卵巣だけは…
やっぱりどうしても老いるそうなのです。
卵巣と子宮は、からだの中では老化が早い臓器で、
それはなぜなら、毎月排卵や生理という激しいターンオーバーを
繰り返しているからだそうです。
そんな卵巣を少しでも若返らせるためには
どうしたら良いのでしょうか?
質の良い睡眠をとる(ちゃんと寝る)と成長ホルモンが出やすい
睡眠不足は、卵巣に悪影響を及ぼして、
自律神経やホルモンバランスの乱れを招きます。
このため、エストロゲンの分泌が低下してしまうことがあります。
また、成長ホルモンに、女性ホルモンの分泌を良くする働きがあるのですが、
睡眠時にその7割が分泌されるといわれています。
しかも、睡眠後最初の3時間に多く分泌され、
寝る時間が遅いと出にくくなります。
成長ホルモンは、体内時計の影響を強くうけるので、
規則正しい睡眠がポイントです。
眠りにつく時間と、眠る時間をなるべく一定にするのも大切です。
メラトニンには卵巣を保護する作用があります
メラトニンは、両目の間の奥にある、生体リズムを管理している
松果体から分泌され、
睡眠の質をコントロールしています。
また、抗酸化作用や卵巣の保護作用があります。
そして、このメラトニンもまた加齢とともに、
どんどん産生されなくなります。
メラトニンは完全に夜間に産生され、
明るい光は分泌を抑制してしまいます。
このため、寝室は真っ暗にして寝るのが効果的です。
また、メラトニンの原料となるセロトニンの分泌を増やすためには、
朝、起床時にしっかり太陽光を浴びることが大切です。
質の良い睡眠がお肌には大切とはよく言いますが、
こんなきちんとした裏付けがあるわけです。
なかなか早寝早起きが難しくても、
少なくとも毎日0時半くらいまでにはおふとんに入って、
6時間は寝る生活で、卵巣年齢を若く保ちましょう。
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