『リンゴ幹細胞』エキス。
フジテレビの『ほんまでっか!? TV』で取りあげられたこともある
注目のアンチエイジング成分です。
まだそれほど使われている化粧品は
多くはないのですが、
使っている人たちの口コミは高いようです。
実際に効果があるものなのか、
今、手に入る口コミの高い化粧品にはどんなものがあるのかを
調べてみました。
この記事の目次
写真をみると、確かに効果が出ていますね!
トップの写真は、
リンゴ幹細胞エキスの正式名称である
リンゴ果実培養細胞エキス(フィトセルテック マルスドメスティカ)を
2%含む化粧品を
1日2回28日間目尻に塗布した治験の写真です。
結構リアリティ感じる写真で、
確かにシワ、薄くなっていますね。
実は、被験者 20 名全てにおいて、
シワの深さの減少や、肌質の改善が認められたそうです。
リンゴならなんでもいいというわけではなく、腐らない特殊なリンゴ
このリンゴは、スイス産のリンゴの一種で
「ウトビラー・スパトラウバー」という品種改良されて作られたものです。
しなびにくく、長期保存しても味が落ちにくいので、
冷蔵設備が発達していなかった頃は、
非常に重宝されていたそうです。
なんと4か月腐らず、しなびないという驚異の生命力です。
ただ、酸っぱくて、あんまりおいしいものではなかったため、
冷蔵技術が進むにつれて、栽培されなくなりました。
そういえば、今って、一年中リンゴ食べられますよね。
リンゴはヒトにどんな効果があるのでしょうか?
スイスのミベール・インダストリーという会社が、
このリンゴ「ウトビラー・スパトラウバー」の幹細胞を抽出して、
人工培養したのが、リンゴ幹細胞エキスです。
ヒト皮膚幹細胞の働きを高めて、
表情ジワを減らすことが実証されています。
また、このエキスには、
皮膚細胞の寿命を延ばす成分が多く含まれていることも
わかっています。
選ぶときには他の有効成分も十分チェックしましょう
せっかく使うなら、他の配合成分も
アンチエイジング的に効果のあるものを選びたいですよね。
リンゴ幹細胞エキスは表皮に働きかけるのですが、
真皮幹細胞に働きかけるといわれている
アルガンツリーの幹細胞エキスをダブルで配合している
保湿に優れたヒト型セラミド、美白効果のあるα-アルブチンなども
配合されています。
まだまだ解明されていないことも多い植物幹細胞の力ですが、
かなり治験では実証されているので、
シワ改善にはちゃんと効果がありそうです。
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